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あさイチの安室奈美恵さんインタビュー後半全文!見逃した人必見!

9月12日放送のあさイチの安室奈美恵さん特別インタビュー。

見逃した方も多いんじゃないでしょうか。

この記事ではそんなあさイチの安室奈美恵さんインタビュー(9時台放送分)を全文紹介!

『見たかったのに録画するの忘れた・・』『YouTubeにもない(泣)』というあなたのためにまとめましたが、NHKさんは著作権にきびしいため削除依頼がきたらすぐに消しますので読みたい方はお早めに。

ちなみに安室奈美恵さんインタビュー(8時台放送分)はこちら

それではどうぞ!

あさイチの安室奈美恵さんインタビュー(9月12日放送分)後半全文

~ココからすべて9月12日放送あさイチより引用・敬称略~

 

デビューから25年間、トップアーティストとして活躍し続けてきた安室奈美恵さん。

引退を前に国内外で23公演をおこなったコンサートツアー、その中で最後に歌ったのは「How do you feel now?」という新曲でした。

これはかつての安室さんのプロデューサー・小室哲哉さんが新たに作詞作曲を手がけたものです。

 

安室「(How do you feel now?を選んだのは)私にとってはすごく小室さんにプロデュースしてもらった時を思い出す曲だったから嬉しかったのと、楽曲を聴いたときに『これはもう最後に歌う曲だ』っていうのを決めていたので・・」

 

安室さんが小室さんにはじめて曲を作ってもらったのは今から23年前のこと。

 

安室「最初に小室さんに会ったときは・・正直あんまり覚えてないかもしれない(笑)お互いにたぶん人見知りで、私も極度の人見知りだし、小室さんも『こんにちは!』って来るような方ではなく物腰の柔らかい方だったので、なんかあんまり印象がないかもしれない」

安室「小室さんの楽曲は聴いていたし、『こんな偉大な方がプロデュースしてくれるんだ』ってすごく嬉しかったですね。その曲に(対して)、なんとか自分も期待に応えなきゃっていうプレッシャーは同時進行でありました」

 

小室さんが安室さんのためにプロデュースしたのは、6年間でシングル16曲、アルバム4枚。

しかし2001年、安室さんは小室さんのもとを離れることになります。

 

安室「いつか小室さんのプロデュースは卒業しなきゃいけないっていうのは10代の頃からありました。でも10代の時なんてそう思ったとしてもやっぱり実感はないし、だからどうしなきゃいけないっていうのもわりと考えられない時期だったんですけど・・」

安室「産休が明けて、いろいろ考えなきゃいけないなってなった時に、いま吸収したものをすべて活用するにはどうしたらいいのかとか、小室さんプロデュースを離れたときからが本当のはじまりなのかなって」

 

その後安室さんは曲選びからコンサートの演出まで自分で手がける”セルフプロデュース”をはじめます。

安室奈美恵ではなく「SUITE CHIC」という別の名義でアルバムを制作したこともありました。

 

安室「いろんなプレッシャーもあったので、一度レコード会社の人にお願いして『安室奈美恵名義ではなく違う名義でアルバムを1枚どうしても作りたい』と。そしたら『いいよいいよ、やってみな』って。たぶん私がいろいろ悩んでたりとか、壁にぶつかってるなっていうのがわかったのかはちょっとわからないんですけど」

安室「音楽って聴くのもそうだけど作るのも楽しいんだなって思った時に、はじめて”音楽”っていうものに触れたかなっていう感じはあります」

 

以来、安室さんは”自分らしさ”を大切にしながら活動をつづけます。

たとえばコンサートでは歌と歌のあいだのトーク、いわゆるMCを一切やめて歌うことに集中しました。

 

安室「ソロになって何年間かは(MCを)やってたんですけど、やっぱりひとりで話をすすめていくっていうのがどうにもこうにも難しくて。毎年毎年同じ場所に来てるのに、たとえば『今回お好み焼き食べたよ!』って言ったとしてもそれを毎年は続けられないじゃないですか」

安室「おしゃべりも苦手だし、ひとりじゃ上手く表現できないので、『きっとみんなそんなに私のおしゃべり求めてないんじゃないかな』って思っちゃって。それでもうコンサートに集中して、MCは・・ひょい(横に)って。しゃべらなくなりました(笑)」

 

自分らしい音楽を追求し、25年間走りつづけてきた安室さん。

目前にせまった引退に向け、とくに思い入れのある曲が「Finally」です。

 

安室「聴いた瞬間に、自分の気持ちもやさしくなる感じのメロディーと、やさしい曲だったので、自分の25周年の最後をやさしくポンって押してくれる楽曲になるんじゃないかなって」

安室「この楽曲は自分にとっても引退”後”もきっと大切にしていける楽曲になるんじゃないかなって思ってましたね」

 

~コンサートで「Finally」を歌う安室さんとそれを泣きながら見るファンの姿が流れる~

 

安室「私のなかでは25周年で歌手の安室奈美恵は完結しているので、私がステージに戻ってくることはないです」

和久井「安室さんがいなくなってしまってどう毎日過ごしていったらいいんだろうって感じているファンの方はまだまだいらっしゃると思うんですけど・・」

安室「うーん・・でもきっとファンの皆さんはそれぞれの過ごし方をこの1年を通して考えてくださっていると思うので、音楽をもっともっと好きになってくださったら嬉しいなと思います」

安室「自分の楽曲だけじゃなくて他にもやっぱりたくさんたくさん良い曲があるので、音楽で私とファンの皆さんがつながったように、今度は他のアーティストさんとつながることだってあるだろうし、そこでもっともっと音楽の楽しさとかすばらしさを楽しんでほしい。”音楽”を楽しんでほしいです」

 

~インタビュー終了~

 

この日がNHKに来る最後の日だった安室さん。

最後にまわりのスタッフの方全員にむけて、

「ありがとうございました。たくさんお世話になりました。ありがとうございました。」

と涙ぐみながら何度も何度もおっしゃっていたのがとても印象的でした。

 

引退まで残り数日となりましたが、最後まで全力で駆け抜けたら、その後はゆっくりと自分の人生を楽しんでほしいなと思います。

どうか安室奈美恵さんのこれからの人生が穏やかでやさしいものとなりますように。